もう先月の話なんですが…笑
いや~1カ月って早い…。
今回出張へ行ったときは3回目のニューヨークでした。
1回目は専門学校の研修旅行で私にとっては初めての海外でした。
何もかもが新鮮で、大げさだけど目に映るものすべてがアートに見えた気がします。
そして2回目はカナダ留学中に親友たちが遊びに来てくれて、一緒にニューヨークへ。
その時は街頭インタビューうけたり、路上パフォーマーのお兄さんに突然さらわれたり…
色々あった観光旅行でした(笑)
で、3回目は出張で!いつかは仕事で…なんて思っていたことが、
本当に実現できた時は、実感がなかなかわかなかったけれど、
カナダ留学してよかったな…と思いました。
今回は海外展示会でした。
仕事で行く…そのプレッシャーはけっこうありました…。
留学から帰ってきて半年以上経って、地元では英語に触れると言ったら
映画とか海外ドラマを見るぐらいで…。
こっそりとビジネス英語のテキスト買って、通勤中にはヒアリングしてました…笑
降り立ったニューヨークは、すっごく懐かしい気分になりました。
カナダもやっぱり北米なので匂いとか人、街の雰囲気は同じ。
1年3カ月いたあの日々がものすごく思い出されて…少し切なくも感じました。
でも、そのお陰でリラックスもできました。海外だけど海外じゃない感じ…。
NYについてからは、初日は展示会場の下見、次の日は搬入日、そして本番4日間!
みっちりとしたスケジュールでした。
ブースには米国人スタッフが1名ついてくれて、
レベッカちゃんというとってもかわいい子がついてくれました!
話しやすかったし、コメディアンを目指して舞台に立っているそうです :)
展示会はニューヨーク国際家具見本市(ICFF)というインテリアショーです。
私たちはJapan Pavilionで出展しました。
世界中のインテリア、家具関連の会社、デザイナーが出展しており、
会場はクリエイティブな雰囲気に包まれていました。
それだけでもすごく刺激になったけれど、
やっぱり世界中のインテリア、そしてデザイナーさんの作品に触れて
あぁやっぱり私はクリエイティブなことが本当に好きだなって思いました。
英語も話し出すと自然と取り戻せました!
(めちゃくちゃな部分もたくさんあったけどw)
お客さんが来たら、話さずにはいられないし…
あとニューヨークも多人種な処なので、英語ができるできないを
気にしてる人はいないと聞いて、それもほっとしました★
あと、みんなお洒落だったー!
日曜日は子連れのデザイナーさん、関係者さんも来たのですが、
もう子供もすでにお洒落…笑 もうアーティストかって!
あと搬入の夜にスウェーデンデザイン主催のパーティーの案内があり、
行ってきたのですが、みーんなお洒落だった…。
とくになんか北欧の人たちの服装が素敵だった…♥
その会場は建築家のスタジオオフィスがあり、そこで働いているメキシカンの
デザイナーさんと仲良くなり色々案内してもらいました!
ニューヨークオフィスか~!とかなり興奮してしまいました…笑
あと、展示会のオープニングパーティーはなんと、MOMAの中庭でありました!
(けっこうよい値段ですが…w)
お酒飲み飲み放題でしたが、その雰囲気はやっぱりなかなか味わえないということもあり、
とても良い経験になりました。
そして展示会が終わってからは、関連会社の現地日系企業さんを訪問したりして、
交流もすることができました。
マンハッタンではなくブルックリンにあったのですが、
今ブルックリンに移り住んでるデザイナーさんが多くなっているそうです。
マンハッタンを一望できるオフィスや工房がたくさんあり、
いいな~とため息がでました!
っと、仕事のことは詳しく書くときりがないので…簡単にこんな感じです^^;
とにかく出会えた人、すべてに感謝したいなという気持ちになりました。
自分たちで出がけた商品が世界中に見えてもらえて、興味を持ってもらえて…。
そして、個人的には…
やっぱりニューヨークは私にとって特別な場所だということも改めて感じました。
専門学校もニューヨーク研修があるから決めたようなところもあり、
自分自身初の海外も。
理由はわからないけれど、昔からインスパイアされる場所です… :)
仕事以外にも出会った人も、街で見かけていいな…と思った物、空気、雰囲気…
どれも大切な思い出です。
展示会の最終日、いつもはホテルまで歩きだったのですが、
シャトルバスを利用したんです。
ギリギリに乗ったので、空いてる席が少なくたまたま座った隣のおばちゃんとは
座るなり話しかけてくれ、アメちゃんやらお菓子までもらって…笑
インテリアショーに出展していたんですと話すと、息子がインテリア関係の仕事よ!と言われ、
名刺とパンフレットをちょうだいと言われたり…。
イスラエル出身の女性で、とても優しいしゃべり方が印象的だったな★
また電話するわ!と言われたんですけど、国際電話だからな…と…笑
あとは最終日の夜にジャズバーの「Blue Note」に行ってきました。
ジャズにはあまり詳しくないですが、有名なバーだけあり、
ギリギリ、席があいていて座れました。
とにかく、演奏が始まった時は久々に鳥肌がたった!
その時にも、後からきた50代後半~60代の夫婦2組が私の隣の席に座り、
そのうちの奥さんが色々と話しかけてくれました。
ジャズはあまり聞かないけれど、ずっと何年も愛されてきているこのバーで
演奏している人たちは、本当に楽しそうで、誇らしく見えて…。
本物の音楽って違うな~と浸っていると、
その奥さんが素敵な話しをしてくれました。
奥さんのお父さんは、毎週のようにこのバーに通っていたそうなんです。
もう年老いてしまって来れないから、私が代わりに今日は来たんだとか…。
とてもうらやましがってるのよと笑いながら。
そして、彼女のお父さんもまたミュージシャンだったそうです。
この何気ない会話が私にはすごく特別に思えました。
バスで話しかけてくれた女性の話も思い出して、
出会ったばっかりで、他人だけどその人の歴史を共有できるのは嬉しいな…と
ニューヨーク最後の夜だったから、余計に心にしみました。
こういう出会いもこの瞬間だけなんだろうな…と。
でも、そういうのが旅先では一番素敵な瞬間だなって思います。
展示会やそれを通じて知り合った人ももちろんだけど、
こうやって何気ないシーン、街中で出会う人や何かも大切にしたいなと…。
「一期一会」だな。
っと、実は最初の2日以外、ニューヨーカーもこの時期にはびっくりなほど、
ずっと雨続きで…。
でも雨のニューヨークは私にとっては初めてだったので、
それも新鮮に思いました。
雨上がりのニューヨークの道、イエローキャブもいつもと違って見えたかな★
ということで、また仕事でも戻れたらいいなとも思うし、
あとはプライベートでもまだまだ行きたいところがあるから、
また行きたいな~と思いました。
想いを持って何でも頑張ろうって、また改めて思えたし!
ありがとう、ニューヨーク!
see you again...です :)
最後は、、、展示会中にミルクを買って開けたら、笑っていました :)
ミルクパックさん、笑顔をありがとう!と思わずパシャリと撮った一枚です♥
笑ってるでしょ! :)