2011年10月6日木曜日

創造の人

今日、スティーブンジョブズ氏が亡くなった。
思ったよりもすごくショックだった。

がんになって痩せていたジョブズを見てから、
きっと長くはないだろうなと思っていたけど、
自分の瀬戸際ぎりぎりまで創造者であり続けたということが
このタイミングで分って脱帽した。

きっと死ぬまで創造し続けたかったんだろうなって。

私は18歳でデザインやイラストレーションの学校へ行くことを決め、
デザイン学校には私が見たことのなかったかわいいパソコンがあって
感動したのを覚えてる。

それがMac。

それから就職して物づくりの世界へ入ってからも、
Macは私の仕事、生活では欠かせない存在になった。


学生時代はイラストレーションを学んでいたので、パソコン、
グラフィックの授業は少なかったけど、自分の描いた絵を加工できたり、
そしてデザインしたり…

でも、その当時はまだ不具合も多く、インターネットとの互換性も悪く
あまり良い印象は持てなかった。
ジョブズの名前すら知らなかった。

アップルマークと名前だけ。

だけど、仕事をし始めて何年かして、
やっぱり私はクリエイティブな仕事をずっとしたいと決めた時に、
読もうと思った本がジョブズ氏についての書籍だった。

そして何冊か読み、彼の生涯やワークスタイルを知った。

そこからさらに興味深くアップル製品を追うようになったと思う。

クリエイティブなことが好き、ずっとやりたいと自分でも言うけれど、
彼を見ると自分なんて口だけだって本当に思う。

もちろん比べるまでもないけど、彼こそ本当に創造の人。

ワンマンで性格にも問題あってとかいろいろ言われてるけれど、
人をわくわくさせる商品を作る、作り続けることができるのは
簡単ではないし、きっとだれでもできない。
広報のやり方まで彼がすべて決めて、でも失敗しない。
あのプレゼンテーションができるのは彼しかいない。

あんなにも人を惹きつけるプレゼンテーションを私は見たことがない。

あの当時に読んだジョブズの言葉や彼の生涯がいっきに思い出されて、、、、
余計に亡くなられたことが本当に悲しいと思った。

まだ若すぎるし。
きっとこからもっともっと画期的でデザイン性にも優れたものが
出てきたかもしれない。

いろいろ思うと本当に残念だ。


でも、この時代にジョブズ氏が生み出した製品に出会えてよかったなと思う。

そしてきっとこれからもアップルはジョブズそのものだと思うし、
今後の発展にも期待したい。

第2のジョブズが現れるかもしれないし。

最後にジョブズの心に残った言葉です。


私が仕事をするうえでこの2つの言葉をいつも思い出していました。

  "Design is not just what it looks like and feels like.
Design is how it works."



Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to…love what you do. - Your time is limited. Don’t waste it living someone else’s life”. 


- Steve Jobs



ありがとう、そしてご冥福を心からお祈りします。

RIP Steve Jobs.